2021/11/17

中島美嘉 – 僕が死のうと思ったのは

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
ウミネコが桟橋で鳴いたから
是因為海鷗在碼頭上悲鳴
波の随意に浮かんで消える
隨著海浪起伏消逝
過去も啄ばんで飛んでいけ
把我的過去也一併叼起飛走吧

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
誕生日に杏の花が咲いたから
是因為生日時杏花盛開
その木漏れ日でうたた寝したら
若是在樹間灑落的陽光下就這樣睡著
虫の死骸と土になれるかな
是否能隨蟲兒屍骸一起化作塵土呢

薄荷飴 漁港の灯台
薄荷糖 漁港的燈塔
錆びたアーチ橋 捨てた自転車
生鏽的拱橋 被捨棄的腳踏車
木造の駅のストーブの前で
駐足在木造車站裡的暖爐前
どこにも旅立てない心
心中卻沒有想要去哪裡

今日はまるで昨日みたいだ
今天就和昨天一樣
明日を変えるなら今日を変えなきゃ
如果明天想要有所改變就要先改變今天
分かってる 分かってる けれど
這我知道 我都知道 但是

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
心が空っぽになったから
是因為心被掏空了
満たされないと泣いているのは
會感覺空虛而哭泣
きっと満たされたいと願うから
一定是因為期盼著能被填滿吧

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
靴紐が解けたから
是因為鞋帶鬆開了
結びなおすのは苦手なんだよ
不擅長把結重新綁好
人との繋がりもまた然り
就如同不擅長與人聯繫一般

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
少年が僕を見つめていたから
是因為少年注視著我
ベッドの上で土下座してるよ
在床上低頭下跪
あの日の僕にごめんなさいと
對著那一天的我說對不起

パソコンの薄明かり 上階の部屋の生活音
電腦螢幕的微光 樓上房間的生活動靜
インターフォンのチャイムの音 耳を塞ぐ鳥かごの少年
對講機的鈴聲 摀住耳朵的鳥籠少年
見えない敵と戦ってる
與看不見的敵人戰鬥著
六畳一間のドンキホーテ
像是三坪大房間裡的唐吉軻德
ゴールはどうせ醜いものさ
反正最後結局一定是醜陋的啊

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
冷たい人と言われたから
是因為被別人說我冷漠無情
愛されたいと泣いているのは
會為渴望被愛而哭泣
人の温もりを知ってしまったから
是因為了解了人的溫暖

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
あなたが綺麗に笑うから
是因為你那燦爛的笑容
死ぬことばかり考えてしまうのは
腦中滿溢著關於死亡的念頭
きっと生きる事に真面目すぎるから
一定是對於活著太過認真了

僕が死のうと思ったのは
曾經我也想過一了百了
まだあなたに出会ってなかったから
是因為還沒遇見你
あなたのような人が生まれた
像你這樣的人誕生在這世上
世界を少し好きになったよ
讓我稍微喜歡上這世界了
あなたのような人が生きてる
像你這樣的人存在在這世上
世界に少し期待するよ
讓我稍微對這世界有所期待了

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